京都にのんびり帰りつつ今月買ったラノベなど読む。
しかし東海道線の特急車両普通がなくなってしまったのは不便だのう。

というわけで珍しく読書感想文。

本編最終巻ということで、ラスボスに相応しく作内最強レベルの相手との対戦。
ライバルとの因縁、味方に加わった武器など、過去の積み重ね描写が十分に生かされていて見応えある試合になっていた。
本当に、バスケの部分はガチなんだよなあw他は段々酷さが増していってるというのに(´∀`)
今巻は試合の描写と、最後に昴が自分のバスケを再始動させるところで終わってた。ラブコメ的要素はこの後出る短篇集で補完かな。

設定だけ見て出オチ1発ネタだろうと思ってたけど人柱のつもりで(´∀`)
帯の推薦は予想通りきっこさんかw

17歳教をネタにしたギャグものかと思ってたけど、笑いを取りにいってるのは冒頭の「この物語はフィクションであり、実在の声優とは関係ありません」という注意書きぐらいで、家族をテーマにしたハートフルな物語だった。
「馬鹿馬鹿しい設定からまっとうなホームコメディ」という点では、アニメ版のハピレスなんかのノリに近いかも知れない。

17歳になった母親がメインヒロイン、というわけでもなく、むしろ舞台装置的な役割で、やってることは引きこもりの妹の更生だったり、17歳教に恨みを持つ同級生と何故か付き合うことになったり、俺の彼女と妹が修羅場だったり。
読後感はそんなに重くないんだけど、登場人物に降りかかってくる重たい運命が特にご都合主義的に解決するでもなく据え置かれているので、ちょっと考えさせられる内容にはなってるかも。