父とCスタと。

しばらく間が開いてしまいました。

一昨年から胃がんで闘病中だった父が、2月15日に息を引き取りました。

先月祖母の一周忌で親族がある程度集まった際に「これでみんなに会えて満足した」とは言っていたのですが、2月の3連休にもう一度顔を見ておこうと兄弟そろって帰省して、和やかな団らんの一晩を過ごしたのですが、その直後に容態が急変してあっさりと逝ってしまいました。

 

長男ということもありこの土日は喪主として不慣れながら悪戦苦闘して、ようやく一通り終わって現在京都に戻ってきています。

 

亡くなる前の会話ができた団らんの夜に、父が自分との思い出話として出してきたのが「あの時のビールは美味かったなあ」という言葉でした。手術で胃を全摘出した父に取って、最後の「好きなものを自由に飲み食いした思い出」となったようです。

今後Cスタで飲むビールにはずっと特別な感慨がつきまとうんだろうなと思いました。とりあえず、暑い夏になったらまたあのあたりの座席に座ってビールをいただこうと思います。