嵐の中で輝いて

昨日から京都に来て会社で仕事をして、今日は早めに切り上げてホテルで着替えて会場へ。

 

田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2021 *Airy-Fairy Twintail*@ロームシアター京都

二次で取ったからかどうかはわからないけど、4階最後列という座席。純粋な高さだと前に見たグランキューブ大阪の最上段のほうが高いかもしれないけど、角度と狭さの関係でこっちのほうが怖かった。前列以外は一応立ってもいいらしいけど正直怖いので座ってた。

で、最初のMCで会場の構造に触れたゆかりは「さすがに首が痛いからそんなに見れないかも」と言ってたけども、こういう予防線は「フリ」であることはよく知っているんだよねw

とにかく観ていると頻繁にこちらを見上げて手を振ってくる。前回ツアーの時は1階にいたからわからなかっただけで、たぶん前回もきっとそうだったんだろうと思う。

巨大会場で見切れ席を設けたときなんかが顕著だけど、とにかく「この席はハズレだったと参加者に思わせない」ことに執念ともいうべき凄まじいこだわりがあるのがよくわかる。

 

平日開催で30分遅いスタートだけど終演は21時を過ぎれないようで、MCも短く、アコースティックの曲数も削ってまきにまいての進行。(最後のほうは演奏じたいのBPMも早くなっていたように感じた)

最後に手を振る時間も無いようで、アンコールの楽曲中に客電を上げる指示を出して歌いながら手を振って歩く一幕も。「もっと明るくできない?これが目いっぱい?」とスタッフに聞く姿から「私はあなたたちの顔が見たいですよ」というメッセージが存分に伝わってきて胸が熱くなるものがあった。

このツアー全体でも感じるんだけど、「どんなに悪条件でもその中でやれるだけのことをやるんだ」という強い意志を改めて見せつけられた公演だったと思う。