10 years after

テン・ゴーカイジャー

ネタバレ見る前に観てきました。結論からいうとめちゃくちゃ面白かったです。「全戦隊映画の中の最高傑作」は199ヒーローだけど、「ゴーカイジャーの最高傑作」は本作かも知れない、ぐらい。

 

まず話の縦軸でいうと、本編の2話とラス前に出てきた少年が成長して出てきて(建前のしては伏せられているんだけど、名前が「丹羽野将年」w)、かつてマーベラスに言われた台詞を自らこぼしてしまうんだけど、そこでマベちゃんが今度は自分が言われた台詞を返すシーンがあって、これが物凄くエモかった。カーレンの1話~最終話~ゴーカイ14話みたいなきれいなリフレイン構造。

 

レジェンドがあのシステムに同意すんのか?という疑問はまあ浮かぶんだけど凱が言うなら、っていう信用なんでしょうな。実際防衛のための軍事費として使ってはいたんだろうし。

 

見た目の変わらない男性陣、大人っぽくなったアイム、痩せたwルカ。池田君の身体能力は相変わらず凄いことになっていた。

 

そして小ネタは詰め込めるだけ詰め込んだという感じで、いきなり顔出し関智一から(キャストのクレジットが「~/関智一/声の出演:田村ゆかり」って妙な表記順だなと思ってたらそういうことかと)、松本寛也役で登場する松本寛也とか、学研の図鑑「戦隊」とか、キングレンジャーとシンケンゴールドの漢字対決とか…

たぶん見逃したネタもいっぱいあると思ってパンフ買って確認したけど、モブの女子高生二人が子どもトッキュウジャーのミオとカグラとか流石にわかんねえよw!

あと荒川戦隊だからか(単純に新しいからかも知れないけど)キラメイジャー絡みが多かったな。

 

期待が大きかったであろうキュウレン以降の戦隊のゴーカイチェンジ。作劇上の都合で赤だけだったけど、きっちり踏襲する決め台詞(本能で感じ取ってたのかアレ)とか、ルパンレッドとパトレン1号の合体攻撃とか、バッチリ観たかったものを見せてくれた感。

 

上映シアターが若干遠いんで複数回見に行くかは微妙だけど、ソフトは絶対買おう…